会話は癒し

Dice-ETC

2022年07月23日 09:57

なぜ 英会話 にこだわるのか


私が司法通訳として、 警察 検察庁 裁判所 で取り調べや裁判などの通訳を何年も続けていることはもうご存知の方も多いでしょう。
時々、そういった関係の方から司法関係の通訳をするなら、別に英会話教室をあえて営む必要はないのではないかという質問を受けます。
確かに、第一種国家公務員並みの報酬と比べれば、英会話教室の先生というのはだいぶ収入が違ってくるのは間違いありません。
しかしながら、年がら年じゅう司法通訳の仕事を依頼をすべて受けてしまうと私の 心 はもちません。
警察学校などで訓練を受けた警察官の方々と違い、私は民間人です。
知る必要のない 他人の苦しみや悲しみ、そして絶望 について聞き、それを通訳しなくてはなりません。
 守秘義務 というのをご存知でしょうか。
業務上知りえたことを、口外してはいけません。
つまり、毎週のように刑事さんや検察庁の職員の方と食事や飲み会などの場面を設けてもらい、そこで色々話を聞いてもらわない限り、誰にも打ち明けられません。
司法通訳人は、とても孤独なのです。
そんな時、英会話を習いに来てくれる子どもたちの笑顔を見ると、その悲しみが一気に和らぎます。
社会人の生徒さんや子どもたちと英会話を通じて 心を解放 することで、私自身が癒やされるのです。
絶望 と 希望 の両方をバランス良く心に留めておくことで、消極的になり過ぎず、心の平穏を維持できています。
未来への奉仕 という言葉が一番しっくりくるのですが、子どもたちは 未来 そのものです。
私はその 未来 にかけたい。
刑事事件の犯罪被疑者になるには、子どもの頃から当たり前のように両親や家族から与えられてきた愛情が不足または欠落している場合が多いと思います。
その積み重ねが、いつか大人になって 犯罪 という形になって現れるのだと理解しています。
私は、微力ながらそういった 愛情 を、少しでも補える工夫を英会話を教える中で積み上げていきたいと考えています。
人の心が抱える 闇 を知っている私だからこそ、 光 をとらえることができるのです。
その 光 を 子どもたちに届けたい。
明るい未来 を子どもたちに届けたい。
英会話 を通じて、少しでも子どもたちの将来のためになればという思いで教えています。
急な通訳業務依頼でレッスンをこちらからお休みさせていただくことも時々あります。
申し訳ない気持ちでいっぱいですが、次回のレッスンの時により一層楽しんでもらえるように、精一杯頑張ります。
以上が私の 英会話教室を続ける ことに対するこだわりのお話でした。



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